投資先としてのアジア

数年前から、証券会社の担当者の眼がアジアに向いている感がします。

既に成熟期を過ぎた先進国よりも、中国やインド他、時の情勢によりますが、これからの成長率とか人口からしても潜在需要の多さに眼をつけてのものですね。

確かに長期的に見れば、発展途上国から先進国への仲間入りをせんとするこれらの国々への投資は有望かもしれません。

しかし、私は証券会社の担当者と話します。
投資を考える場合には、政治的安定性が一番重要ではないかと。

すると担当者は一様に、「確かに仰るとおりですが、長期的には・・・」といった新聞にでも書いてあるのと同じことを繰り返すだけ。

まあ、投資対象として先進国やユーロ圏の一部、南米諸国など色々ありますが、どれも今一。
となると、今のところこれしかないというのが実情ではないでしょうか。


ここで投資スパンと言うものを考えてみたいと思います。

若い世代なら資金を長期に運用できるでしょうが、もはや還暦も大きく過ぎた私のような年代のものでは、そう長期的な投資には乗れません。
といって、短期的な動きを見ていますと、中国が一番いい例ですが、建て前と本音といいますか、政治情勢とか経済政策の一貫性のなさ等で、かなり評価の上がり下がりのスパンが短いのですね。

それに、いわゆるフィナンシャル・プランナーの見方も各社一様ではありません。

些か長くなりましたが、そうした理由から、短期的な投資先としてのアジアには疑問を抱かざるをえないというのが、そう余裕資金があるわけでもなく、むしろ国内の不況のあおりをもろにくらっている団塊世代の一部の見方ではないでしょうか。


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